ちょっと気合いが違う日テレ

どうしたことだろう。
最近は日テレが統一協会自民党をちゃんと叩いている。
そのボルテージはTBSや朝日の非では無いと感じる。
いやはや、今まで安倍晋三をヨイショする番組構成が多かったが、彼が死んでからというもの、連日の快挙を成し遂げている。

下記に報道内容をいくつか挙げてみる。
当選ラインに届かない議員を統一協会の組織票で当選させる実体など報道している。
(2022年7月20日)

もはや「安倍晋三と関わっていただろ!」と印象付ける報道姿勢も垣間見える。
(2022/07/19)

統一協会と40年間戦ってきた有田芳生の登場回数も多い。

 

稲田朋美が、安倍晋三の死が統一協会がらみだったことがバレた直後に、自己のホームページから統一協会の記述を削除したことを報道。
また、統一協会がカルト団体であったのにも関わらず、名称を変更できたことを報道。(7月22日)

宏池会と清和会

なぜ今まで自民党を擁護していたような日テレが、自民党に不利な報道内容を強めているのか?
これは私の推測でしかないのだが、二つの理由があると思われる。

一つは、この統一教会の問題が自民党の中で、一部の集団に関わる問題であること。
もう一つは、日テレが読売系列であることだ。

自民党の巨大派閥である清和会は安倍派と言って良く、その規模は90人以上。
清和会は他の派閥(例えば岸田派など)に比較して、統一教会と関わりのある議員が多い。
その比率は、40%程度はあると考えられる。
岸田派は宏池会である。これは岸田の父から受け継ぐ地盤と言える。
宏池会、麻生派、茂木派は統一協会繋がりの議員は、多く見ても15~20%程度。おそらく実数で見ても清和会の統一教会関係議員の総数に及ばない。
現在は政権を担っている宏池会が強く、統一教会を日テレが叩いたとしても、岸田政権にはそれほど影響は無い。
清和会の人間である下村博文や、稲田朋美が統一教会と関係していたと叩かれているのも理解できる。
よって、日テレは、そのグループを叩いても問題ないとしているということだ。
ではなぜ問題ないということになるのか?
それが二つ目の理由である。

日本テレビの筆頭株主と渡辺恒雄

まず、日本テレビの筆頭株主を見てみよう。

  1. 株式会社読売新聞グループ本社  14.8%
  2. 讀賣テレビ放送株式会社   6.2%
  3. 株式会社読売新聞東京本社  5.3%

これがトップスリーだ。

そしてこれだけ日テレの株式を持っている読売グループと言えば、渡辺恒雄の存在がちらつくだろう。
渡辺恒雄はまぁ、誰でも分かると思うが読売グループのドンである。
そのドンが、殆ど日テレの存亡を握っていると言っても過言では無いだろう。

こちらの記事から、岸田文雄と渡辺恒雄の関係性が分かる。
端的に言えば、それなりに岸田と渡辺は仲が良いのである。それも、親の代からであり、高校の後輩でもあり、懇意にしているのだろう。

「文武さんは、読売新聞の渡辺恒雄さん(読売新聞グループ本社代表取締役主筆)と親しかった。旧制東京高等学校の同学年で、その頃からの関係があったと聞きます。文武さんの葬儀では、渡辺恒雄さんは友人代表で弔辞を読んでいます。渡辺さんはいろいろと政治家に厳しく当たることも多いが、父親との関係があるからか、文雄さんには温かく接してきたとも言われています」

学閥というものの存在がどれほど力を及ぼすのかは不明だが、以下の記述もある。

「渡辺さんは開成中学から東京高等学校に進んでいる。つまり、岸田文雄さんは開成の後輩でもあるんです。コロナ禍になる前は、同じく開成OBの武藤敏郎・前日銀副総裁らに交じって、渡辺さんの会合にも呼ばれていました。今後も大きな後ろ盾になっていくのではないでしょうか」

つまり、渡辺恒雄が、清和会が統一教会繋がりで打撃を受けても良いと思っているのであれば、日テレが統一教会を叩くのにNOとは言わないだろう。
清和会の力が弱まれば、自民党内で宏池会(岸田)、他に麻生派の力が相対的に強まるだろう。
そして、清和会の力が十分に弱まれば、岸田は、また広島県連を裏切るような真似もせずにすむ。

まぁ、筆者の推測でしかないのだが、予想だけしておこう。

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